Image Credit: NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute
“date”>Last Updated: Dec. 7, 2016
Editor: Tony Greicius
オリジナル記事:Over Saturn’s Turbulent North
This view from NASA’s Cassini spacecraft was obtained about half a day before its first close pass by the outer edges of Saturn’s main rings during its penultimate mission phase.
この画像はNASAの土星探査機カッシーニが土星の環の外縁部の軌道に移る約半日前に撮影したものです。
The view shows part of the giant, hexagon-shaped jet stream around the planet’s north pole. Each side of the hexagon is about as wide as Earth. A circular storm lies at the center, at the pole (see PIA14944).
この画像では土星の北極の周囲に吹き荒れるジェット気流の巨大な六角形を見ることができます。六角形の各一辺の長さは地球の直径と同じくらいあります。北極の中心には丸い形の嵐が横たわっています(PIA14944を参照)。
The image was taken with the Cassini spacecraft wide-angle camera on Dec. 3, 2016, at a distance of about 240,000 miles (390,000 kilometers) from Saturn. Image scale is 14 miles (23 kilometers) per pixel.
この画像はカッシーニに搭載している広角カメラで2016年12月3日に撮影しました。土星からの距離は240.000マイル(390,000キロメートル)で解像度は1ピクセル当たり14マイル(23キロメートル)です。
訳者注:
土星の北極にある謎の六角形については、実はほとんど何もわかっていないという方が実態に近いです。
中心部の丸いものはハリケーンだといわれていますが、それがなぜ北極の中心部に存在して、ハリケーンにエネルギーを供給しているものは何かもわかっていません。
記事中に登場するPIA14944とは、以下の画像です。
そしてそのハリケーンをとりまくジェット気流(?)は、なぜ六角形なのか?
謎は深まるばかりです。
以下は土星の北極の謎の六角形についての動画です。
MYSTERIOUS HURRICANE AT SATURN’S NORTH POLE APRIL 30, 2013